一般的には売れないと思われるものでも数が大量あればキロ単位で買い取ってもらえるものがあります。
家具や棚に収まっている物は、出してしまうと思っているより量が多くなります。処分の見積もり時にはできるだけ仕舞って置くようにしましょう。
軽トラック等で不用品を受け入れ施設まで運搬できれば、処分業者に依頼するよりも安く不用品を処分することができます。
本来は買い取ってもらえる不用品に処分費用を請求して、処分したと偽って不用品を売却する業者もいるので注意しましょう。
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空き家を買取業者に売却する場合のメリット・デメリット

空き家を買取業者に売却する場合のメリット・デメリットについてまとめました。

【メリット】

➀早く売却できる:業者の購入判断基準は、利益を出せる金額で買えるか、なので決断も早いです。

②消費者に売れる金額と同じ金額で売れる場合がある:買取業者は、消費者がするよりも安くグレードの良いリフォームをすることができるため、再販売価格と仕入れ価格を高く設定することができます。

③瑕疵担保責任が免責となる:物件売却後も責任を負う必要がある「瑕疵担保責任」を免れることができます。

④ローンによる白紙解約の心配がない:買取業者は事業計画内で金融機関から融資を受けられるので、ローンが出ないということは無いため、ローンによる白紙解約ということもありません。

⑤未公開で売却することができる:買取業者に売却する場合は、広告等を行わず売却することができます。

⑥残置物の処分を併せてお願いできる:自分で残置物の処分をすることが面倒、時間がないという方は、残置物の処分をお願いすることもできます。

⑦引渡時期を調整しやすい:購入先物件の都合で引渡し時期を調整しなければならないという時も、消費者と違って融通が効きやすいです。

⑧手付金の金額について相談に応じてくれる場合が多い:消費者に売却する場合には、手付金の額は消費者が用意できる金額ということになりますが、買取業者は希望の金額を用意してくれることが多いです。

⑨売却事情を気にしない:なぜ売却するのか詮索されずに済みます。

⑩心理的瑕疵があっても売却できる:例えば事件事故等が原因で売却する場合でも、金額さえ折り合えば売却することができます。

⑪室内をきれいにしなくても売却できる:買取業者が内見する場合には室内を片付けたりする必要はありません。場合によっては室内を確認せずに売却することも可能です。

⑫他の物件とトータルで検討してもらえる場合がある:自分だけの物件では良い条件がつかなくても(依頼している不動産仲介会社が別で紹介している)他の購入物件と併せて検討してくれることで、良い条件を出してもらえる場合があります。

【デメリット】

①売却金額が安くなりがち:買取業者の利益分が上乗せされるため、どうしても売却金額は低くなりがちです。

②長期の引渡時期に応じてくれない場合がある:半年後等の引渡しだと相場が変わってしまう恐れもあるため難しいです。

③買取金額にばらつきがある:買取業者によっては得意・不得意な条件があるため、買取業者によっては良い金額を出してくれない場合もあります。

④他の物件に左右される:他で安く売っている物件や売れ残っている物件があると再販売価格が安く設定されるため売却金額も安くなります。