一般的には売れないと思われるものでも数が大量あればキロ単位で買い取ってもらえるものがあります。
家具や棚に収まっている物は、出してしまうと思っているより量が多くなります。処分の見積もり時にはできるだけ仕舞って置くようにしましょう。
軽トラック等で不用品を受け入れ施設まで運搬できれば、処分業者に依頼するよりも安く不用品を処分することができます。
本来は買い取ってもらえる不用品に処分費用を請求して、処分したと偽って不用品を売却する業者もいるので注意しましょう。
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空家の売却を検討する際に絶対に知っておきたい5ポイント

【査定の依頼方法】
誰も住んでいない空き家を売却したいという場合、まずは不動産業者に査定を依頼して保有している資産の価値を知ることが大切です。適正な価格を知り、高い価格で売却するためにも、複数の不動産業者へ査定を依頼すると良いでしょう。
どの不動産業者が良いか分からない、手間を省きたいという方は、インターネットから一括売却査定サイトを利用すると便利です。所在地や間取りなどの物件情報と連絡先を入力するだけで複数の不動産業者が無料で査定を行ってくれます。
価格だけでなく、実績や知識の豊富さ、相談のしやすさなども吟味して、信頼できる不動産業者に仲介を依頼しましょう。

【戸建てとして売るか、土地として売るか】
空き家を売却する際に多くの方が悩むのが、空き家を残したまま売るか、解体して更地にして売るかということです。戸建として売却する場合は、物件の買い主がリフォームや解体費用を全て負担するため、売り主側の手間や費用を抑えることができます。しかし、その分、物件の売却価格は低くなる傾向にあり、なかなか買い手がつかない場合もあります。
一方、解体して更地にして売却する場合は、古家付土地よりも高値で早く売却できる可能性が大きくなります。しかし、解体にかかる時間や費用は全て自分で負担しなければならないというリスクも負わなければなりません。まずは中古住宅付きで売りに出し、なかなか買い手が見つからなければ解体を検討するのも一つの手です。

【空き家売却の流れ】
不動産業者が決定したら、近隣の相場や不動産業者の査定書やアドバイスを元に空き家の売却価格を決めましょう。その後、不動産業者が物件概要書を作成し、販売活動に入ります。
購入希望者が現れたら物件立ち合いや相談、価格交渉が行われます。購入希望者の要望も踏まえながら、慎重に対応しましょう。双方ともに承諾したら売買成立です。売買契約書の締結や資金決済と同時に売り主から買い主への所有権移転登記が行われます。

【不動産売却にかかる費用】
不動産業者が仲介を行って空き家を売却した場合には、成功報酬として仲介手数料を支払わなければなりません。売却価格が200万円の場合は売却価格の5%、200万円超400万円以下の場合は売却価格の4%+2万円、400万円を超える場合は売却価格の3%+6万円を限度額として支払います。
また、空き家を売却して利益が出た場合、譲渡益に対して住民税や所得税がかかります。その他にも所有権移転登記費用や住宅ローンの抵当が残っている場合の抵当権抹消費用、売買契約書に貼付する印紙代などの諸費用が必要です。

【不用品回収業者に不用品処分や買取を依頼した場合の費用】
空き家に家財などの不用品が残っている場合は売却前に処分しなければなりません。全ての不用品を不用品回収業者に処分してもらうという方法もありますが、まだ家具や家電などで使えそうなものを買取依頼すれば、残りの不用品の処分費用を安く抑えることができます。
例えば、2tトラック2台で12万円かかる処分費用を、買取も併用した場合にはベッド3千円、家電一式4000円、ソファ1000円で買取、2tトラック1台8万円に抑えることもできます。